成城あんや
こんにちわ
小田急線、成城学園駅は、好きな場所です。
降りると気持ちがいいので、この場所は私に合っていると!勝手に思っています。
時々降りては「この駅に住みたいなあ」と妄想しながら散策するのですが
この辺に住んでいる友人知人はみな口を揃えて「離れたくない」と。
引っ越すにしても、駅周辺で移動している知人もいて、きっと住みやすい場所なのだろうなと想像されます。
先日、落語家、八代目桂文楽のお墓が成城学園駅から歩いて行ける場所にあると知って
ものすごく驚いた私でした。地図で見たらよく訪ねる友人の家の至近ではないですか。
急に親しみがわいてしまうのでした。
こんど遊びに行った時にお参りしてみようかしら。
つい先日、成城学園で降りて、アルプスのバターケーキを買って帰ろうとアルプスに向かう途中
右手に、見たことが無い和菓子屋さん。
ガラス張りの明るくモダンな雰囲気に誘われて覗いてみたら
茶房があるというので、寄ってみました
「成城あんや」
なんと10周年だと?なんでいままで気付かなかったのか‥
茶房はモダンでゆっくりできて、出汁だけ、塩味は自分で醤油でつけるという
うどんも美味しくいただけました。
店頭のお菓子も茶房で頂けます。
おっと、店舗のマークが逆さまになってしまいましたが
持ち帰ったうちで、この左上の「こめ粉サンド」は美味でした。
こめ粉のスポンジに、あんと求肥が挟まっているもの。
左下の「けしのみ餅」は餡を求肥で包んで芥子の実をまぶしたお菓子で
求肥に芥子の実のぷりぷりのコンビネーションが絶妙。
お店の看板「かのこ餅」はモッチリした皮が
私の大好きな阿闍梨餅を思い出させます。
HPを見て知ったのは、この「成城あんや」は「成城風月堂」がやっているということ。
駅ビルコルティが出来たとき「成城散歩」という素敵な和菓子屋を見つけて興奮していたら
そこが「成城風月堂」がやっていたお店で当時驚いたのでした。
風月堂は昔ながらの誠実なお菓子屋さんですが、
成城散歩のデザイン、小さくて買いやすいお菓子たち、そして高くないお値段、お土産にも自宅用にもぴったり。
風月堂、攻めてるなあと思って感心したものです。
その風月堂がやっている あんやは、成城散歩の兄弟といったところ?
流石だなあと思いました。
成城散歩のお菓子で、私が大好きなのがこちら
「成城の散歩道」小さな箱にぎっしり詰まった石畳。
色が渋くて、でも味がちゃんとしていて美味しい。
寒天を琥珀糖で渋くさっくりと包み込んだもの。
定番の和菓子ですが、色味や箱のデザイン、ラッピングのさじ加減が何とも言えません。
あんや、成城散歩、ともに、成城学園でしか、求めることができないようです
そんなところも、地元住民にとって嬉しくほこらしいひとつなのでしょうね
小さく上質なお菓子を見ていると、あの人にも、この人にもと、贈りたくなるのです。
成城学園に降り立ちましたら、ぜひ寄ってみてはいかがですか?
成城散歩は駅ビルコルティ入ってすぐ
あんやは北口、出てすぐ左に折れる。
北口すぐには風月堂、そして、成城石井本店があります。