愛されすぎて。
こんにちは piottです
今日は吉祥寺を仕事で歩いていたら
昔、学生時代に好きでよく入っていた、懐かしい店の看板を見つけ、
じゃあ久しぶりに…と懐古気分で入ってみたら
タバコの煙が漂う、アンティークの家具にかこまれた、ジャズが流れる薄暗い店でした。
自分、どれだけイキっていたのかしら? 二十歳前後で。
ジョンヘンリーズスタディ
当時、こういう雰囲気が好きで、煙草を吸ってみたりしていました。
背伸びしてたんですね。
暗い店内と、西洋アンティークの家具にかこまれた雰囲気が大好きでした。
さて先日代々木八幡のテオブロマの奥が、素敵なカフェスペースになっているをことを知りました。
とても落ち着く店のつくりで、座ったとたん気に入ってしまいました。
相性が合う空間ってすぐにわかりますね。
そこで、1冊の本を広げてみた私。
このブログでも取り上げたことがあります。MUCH LOVED が
なんと日本版として刊行されていました!「愛されすぎたぬいぐるみたち」オークラ出版
英語の洋書を買おうかどうしようかずっと迷って結局今日まで来ていましたが
調べがついていなかったが、日本版が出ていたなんて!これは運命の出会いとしか言いようがありません。
中身は…最近涙もろくなったので、涙無しでは見られません。
ぬいぐるみ達と持ち主の出会いと運命が、時に情熱的に、時にそっけなく
日本語で書いてありました。
素っ気なくても、人形の姿を見れば、それがどんなに特別な子だったかがわかります。
定点観測のように淡々と人形を撮影した写真家の目力、心力が胸に刺さります。
素敵なストーリーを分けてくれて、ありがとね
と、ぬいぐるみにつぶやく。
優しい気持ちになる、本当に素晴らしい写真集です。